姫路市立美術館【永井一正 ポスター展】が開催!



2017年11月12日(日)から12月24日(日)の期間、姫路市立美術館にて「永井一正 ポスター展」が開催されますよ!

これは観に行かねば!

グラフィックデザイナー永井一正は言います。
「宇宙の中から奇跡的に地球ができ、微生物が生まれ、そして生き物たちのひとつとして人間が誕生した。
そこには何か宇宙の法則、摂理があり、それを『かたち』にしていくこと――それがデザインの仕事である」と。
1929年大阪に生まれた永井は、実家を戦火で焼失、戦後に姫路で中学・高校時代を過ごした後、 東京藝術大学彫刻科中退を経て、1950年代初頭よりグラフィックデザインの現場に身を置きました。
文字通りゼロからの出発でしたが、1953年に日本宣伝美術会会員となり、1960年には日本 デザインセンター創立に参加、常に時代の最前線で数多くの企業や組織・国家事業のロゴ・シン ボルマーク、そしてポスターデザインを世に送り出してきました。
とりわけ、ライフワークとして 自身の生命観や自然観といった壮大なテーマを表現した「LIFE」シリーズは、グラフィックデザ インの概念と可能性を拡げるものであり、現在も新たな作品が生まれています。
本展では、類まれなポスター芸術の世界を開拓した、永井一正の初期から最新作までのポスター 作品500点余りを一堂に展観し、国境や世代を超えて人々に勇気とインスピレーションを与える その創造の源泉に迫ります。
第二次世界大戦後、焦土のなかから日本の生活文化の復興をデザインで牽引した永井一正の主要ポスター500点余りが一堂に集結する過去最大級規模の個展であり、約30年ぶりに姫路で開催される永井一正の2度目の個展となります。
1988年の秋、姫路市制100周年を記念するプレイベントとして「永井一正の世界展」が当館で開催された際には、ポスター、版画、ロゴマーク計約200点が展観され、翌89年には、永井氏によって制作された市制100周年記念ポスター「美しい城、美しい人、美しい時」と記念事業ポスター「‘89姫路シロトピア博」が町中に掲出されました。
今回開催する「永井一正ポスター展」では、その当時作家より寄贈され館蔵品となったポスター作品200点に、以降今日に至るまでのポスター作品全体のなかから自選された300点余りを加え、計512点を一堂に展観します。

姫路市立美術館「永井一正 ポスター展」

  • 開催期間:2017年11月12日(日曜日)から12月24日(日曜日)まで
  • 開館時間:午前10時00分から午後5時00分まで(入場は午後4時30分まで)
  • 休館日:月曜日
  • 会場:姫路市立美術館 企画展示室 地図
  • 観覧料:
    一般 600円(400円)
    大学・高校生 400円(300円)
    中学・小学生 200円(100円)
    カッコ内は前売・20人以上の団体料金
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