【住人十色】2019年1月12日(土)放送内容は神奈川県横須賀市【築50年の貸家を原状復帰できるリノベ! サーファー風DIYハウス】が登場!場所は?

番組データ

次回1月12日放送

築50年の貸家を原状復帰できるリノベ!
サーファー風DIYハウス

舞台は神奈川県横須賀市。原状復帰を前提にしたリノベーションでサーファー風に変貌した家を紹介する。住人(アルジ)は、サーフィン歴22年になる42歳の男性。4年前に築50年の賃貸物件に引っ越した。
4代続く実家の老舗木材店で働いていた住人(アルジ)。しかし突然店をたたむことになり、やむなく独立せざるを得ない状況に。そこでどうせならと、大好きな海の近くで家を探すことにし、予算内に収まる現在の賃貸物件に出合った。そしてそのままでは住めない状態の部屋を、少ない費用と原状復帰が前提という厳しい制約の中、自力でリノベーションした。
家のテーマは「サーファー’sハウス」。玄関はカリフォルニアにあるサーファーの家をイメージし、木のオブジェがたくさん飾られている。パステルカラーの爽やかな扉は木製かと思いきや、原状復帰を考えアルミサッシのガラス面に板を両面テープで貼っただけのもの。リビングで目を引く白い壁板も、壁に穴をあけないようにするため、元々あった木の枠組みに新しく柱を取り付け、そこに下地のベニヤ板と壁板を打ちつけたという。
キッチンは、古い水回りを隠すために手前に木製のキッチンカウンターを配置。さらに、来客時の目隠し用に引き戸も設置した。引き戸のレールを取り付けるために床はすべて張り直したのだが、こちらも原状復帰を踏まえてまずはベニヤ板を敷き、その上に床板を張ったという。
予算削減のためもあって、リビングにあるネイティブアメリカン風のオルテガ柄を施したテーブルや可動式のソファなど家具はすべて手作り。プロのような出来栄えだが、それもそのはず。住人(アルジ)は、4年前の独立を機に現在は木製のオリジナルアートを作る木工アーティストとして活動。自身が手掛けたスマートフォン用のウッドスピーカーがヒットするなど、実は三船美佳もファンだという人気作家なのだ。
母屋の前には、木工作業をする仕事場が。ここも原状復帰できるよう、簡易な基礎にして小屋を載せただけの形にしている。そんな住人(アルジ)のDIY最新作は、外のシャワースペース。サーフィンから戻ってすぐ海水を流せる便利な空間は、たった1日で作り上げたものだという。
人気の木工アーティストが独学で習得したDIYテクニックの数々を紹介する。

 

MBS『住人十色』