【住人十色】2019年3月30日(土)放送内容は市【日米合作!旗竿地に建つ光あふれる家。舞台は東京都世田谷区。制限が多い“旗竿地”に建ちながらも、アメリカ人の夫のリクエストに応えた家を紹介する。】が登場!【設計事務所 まる・ち設計設立  知念里奈さん RINA CHINEN】

番組データ

次回3月30日放送

日米合作!
旗竿地に建つ光あふれる家

舞台は東京都世田谷区。制限が多い“旗竿地”に建ちながらも、アメリカ人の夫のリクエストに応えた家を紹介する。
アメリカ人の夫はゲームクリエイター、日本人の妻は建築家という住人(アルジ)夫妻。アメリカで出会った2人は結婚し、2010年に日本へ。2年前に2人の仕事もできる事務所兼住居を建て、5カ月の息子とともに暮らしている。この家が建つ「旗竿地」とは、長い竿に付いた旗のような形をした変形地のこと。土地代は安いが四方を家に囲まれるため日当たりが悪く、家を建てられる面積が限られるなどのデメリットがある中、建築家である妻が、夫からの数々の要望を叶えた家を建てた。
2階にある天井高3.9メートル、20畳のリビングダイニングキッチンは、周囲を家に囲まれているとは思えないほどの明るさ。窓を周囲よりも高い位置に360度ぐるりと設置したことで、全方向から光が直接入ようになっている。「光が入る開放的な家」「アメリカのような広い家」という旗竿地ではかなり難しいと思える夫のリクエストに対し、妻は高窓を設けることでクリアした。
キッチンも夫の要望で広々とした対面式のアイランド型にした。夫婦2人が並んでもゆったりと作業ができるのがお気に入りだという。さらにこの形を活かして、夫が息子を前に座らせて調理の様子を見せることも。この「クッキングショー」を披露することで、息子に料理の楽しさとありがたみを教えているのだとか。
1階は妻の設計事務所。ここでクライアントとの打ち合わせなどを行うが、事務所の奥にはキッチンとシャワールームが。実は事務所がゲストルームを兼ねていて、家族や友人が泊まれる仕様になっている。さらに事務所と玄関のドアを開け放つと、1階の外の部分がカフェスペースに変身。仲間が集まってパーティーができる家にしてほしいという夫の希望を叶えた。
難しい“旗竿地”に建ちながらも明るい光が差し込む、夫婦で作り上げた家を紹介する。

MBS『住人十色』

設計事務所 まる・ち設計設立  知念里奈さん RINA CHINEN