【住人十色】に場所は兵庫県神戸市中央区【築35年の元アパートをリノベーション・光と色があふれるアーチ壁の家「House of Many Arches(アーチだらけの家)」・建築家 デザインスタジオ24d-studio 平川富実雄 マティアス】が登場紹介!

2021年11月27日(土) 17時00分~17時30分 のMBSテレビ「住人十色(じゅにんといろ)」放送内容に、兵庫県神戸市「築35年の元アパートをリノベーション・光と色があふれるアーチ壁の家」が登場しますよ!

デザインスタジオ24d-studio 平川富実雄マティアス

MBSテレビ「住人十色(じゅにんといろ)」番組データ

MBSテレビ「住人十色(じゅにんといろ)」家のかずだけある家族のカタチ 毎週土曜日 午後5時放送 出演 松尾貴史 三船美佳

2021年11月27日(土) 17時00分~17時30分 のMBSテレビ「住人十色(じゅにんといろ)」放送内容に、兵庫県神戸市「築35年の元アパートをリノベーション・光と色があふれるアーチ壁の家」が紹介されます。

舞台は、神戸市中央区。アーチ型の壁を利用し、築35年の木造アパートを明るく開放的な空間にリノベーションした家を紹介する。
住人(アルジ)は40代の建築家夫婦。夫は日本人、妻はロシア出身で、ともにアメリカ・カリフォルニアの大学で建築を学んだ。その後、就職したニューヨークで偶然再会し、結婚。10年前に帰国し、夫の両親が所有していた築35年の木造アパート兼自宅を譲り受けた。現在は住人(アルジ)夫妻の建築事務所兼自宅にリノベーションして暮らしている。
2階のメインスペースであるリビングダイニングキッチンには、大きな穴の開いた壁のようなものが並んでいる。しかも、なぜか天井までは届かない中途半端な高さ。これらは、家を補強するための「アーチ壁」だという。木造アパートは柱と間仕切りで強度を保っているため、細かく区切るしかなく、家の中は暗くて狭い。そこで強度を改善しながら狭さ、暗さを解消するために生み出したのが「アーチ壁」。2000年以上前から古代ローマの水道橋などで使われる建築様式のアーチ構造をイメージしたもので、家では壁と柱、梁を兼ねている。アーチ壁のおかげで元木造アパートの天井高を高くすることができて、アーチの開口部からは光が差し込む、明るく広々とした大空間に仕上がった。
外のベランダが目を引く黄色なのは、妻が初めて日本に来た時に感じた素朴な疑問が関係しているという。「日本の建築は茶色とベージュばかり」、「関西のオバチャン、オッチャンはいつも明るい服なのに…」。そこで家のベランダは床まで明るい黄色に塗った。光が反射するので、室内も明くなるという効果もあるそう。さらに外だけでなく、家の中も明るく過ごしたいと、アーチ壁の内側はパステルカラーにして空間に変化を付けた。
キッチンには物がなく、すっきりとした印象。食器や家電、冷蔵庫はすべて押入れをリノベーションしたパントリーの中に収納している。実は妻は日本のホームセンターが大好きだといい、食材などを入れる収納棚は妻がホームセンターや家具店で揃えた材料でDIYしたという。
1階は建築事務所。2階同様、こちらもアーチ壁が並び、明るく開放感のある空間に。その隣の部屋は、大きな木材も加工できる工房に生まれ変わった。工房で作った家具やインテリアは販売も行っていて、一番人気は妻が考案した台座のパステルカラーがかわいい照明。以前は興味がなかった日本の“kawaii文化”が創作のヒントになったといい、この照明のデザインで使い始めたパステルカラーを、今では住まいの色として取り入れるまでになった。
パステルカラーを用いたアーチ壁の家に住むようになって、妻は「夫ともっと親密になった」という。アメリカにいた頃は色に感心がなかったという夫も、日本のかわいい色に囲まれた生活を始めてからは、「無邪気な子どもの頃に戻れるような、若返りのひとつとしてみてもいいのではないかと思った」と心に変化があったと語る。西洋の建築であるアーチの利点を木造住宅に活かし、何気ない日常を明るいアーチが彩る家を紹介する。

出演者:
MC:松尾貴史 三船美佳
訪問者(リポーター):福島暢啓(MBSアナウンサー)
ナビゲーター:高井美紀(MBSアナウンサー)
ナレーション:かわたそのこ

  • MBSテレビ『住人十色』公式サイト:https://www.mbs.jp/toiro/