2017年7月16日(日)兵庫県養父市の八鹿八木川河川敷において「八鹿夏まつり」が開催されます。街を彩る伝統の「つくりもの」を楽しみ、夜は2000発の花火で。
※「つくりもの」とは造り物は、「一式飾り」ともいわれ建材の金具関係・台所用品関係・山野にあるものなど、同じ種類の材料を利用した建造物やキャラクターの造形物のことをいいます。約200年前の江戸時代後期から始まった歴史のある伝統造形です。


伝統の「造りもの」
地域ごとの伝統工芸の技術を使いつくられた模型。造り物は、今から約200年前の江戸時代後期、大阪から全国に流行していた伝統工芸の造り物です。現在も全国の約50か所で受け継がれている貴重な伝統工芸です。広谷の観音まつりや、江原、和田山、梁瀬、夜久野などの夏祭りでも作られてる。南但馬は、全国でも造り物の中心地の一つとされています。精巧なものを作ることに力点を置き同じジャンルの材料を部品として利用。見立て細工に力点を置いたもの、模型のような精巧な表現を追求したもの二種類の造り物が存在する。全国的には多くは金具や竹などを材料にしたものが主流だが、養父市では漆器一式や貝殻一式などを使っている。造り物は、夏祭りにおける神様への捧げものであり、作った人に功徳が授かり、見た人にも悪疫退散の御利益を授けるものとして始まりました。江戸時代の庶民信仰には、逆修善根という思想が根付いたものとされている。
八鹿夏まつり 養父市花火大会 開催情報
- 開催日:2017年7月16日(日) 20:00~21:00 ※小雨決行(荒天時は2017年7月17日(祝)に延期)
- 会場:兵庫県養父市 八鹿八木川河川敷
- 駐車場:無料660台
- お問合せ:八鹿夏まつり実行委員会(八鹿地区自治協議会内)電話079-662-8778