「MINATO高砂フェア2019」高砂市

高砂市で日本遺産「北前船寄港地・船主集落」追加認定1周年記念イベント「MINATO高砂フェア2019」が開催されますよ！

「MINATO高砂フェア2019」は、高砂市が平成30年5月に「北前船寄港地・船主集落」として日本遺産に追加認定され1周年を迎えたことを記念して開催されるイベントです。

「日本遺産（Japan Heritage）」は、地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化・伝統を語るストーリーを文化庁が認定するものです。
ストーリーを語るうえで欠かせない魅力あふれる有形や無形の様々な文化財群を、地域が主体となって総合的に整備・活用し、国内だけでなく海外へも戦略的に発信していくことにより、地域の活性化を図ることを目的としています。

認定をうけた日本遺産ストーリーは「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間～北前船寄港地・船主集落～」。この中にでてくる高砂市の認定されたストーリー構成文化財には、帆布の製造法を発明した工楽松右衛門の旧宅「工楽松右衛門旧宅（くらくまつえもんきゅうたく）」、北前船が寄港した高砂港の物流をになった堀川遺構「高砂堀川遺跡（たかさごほりかわいせき）」、江戸時代の町割りに町屋・社寺・近代建築等が建ちならぶ。北前船も寄港した港町「高砂地区歴史的景観形成地区（たかさごちくれきしてきけいかんけいせいちく）」、北前船も寄港した高砂港の高砂神社にある常夜灯「常夜灯（じょうやとう）」があります。

「MINATO高砂フェア2019」では、松右衛門が築いた湊（みなと）などにゆかりがある都市との縁を結び、函館や姫路などで活躍されている方や、まちづくりや観光、そのプラン作り、人材育成・発掘などに携わっている民間や行政から、現在の活動やこれまでの経過などを報告や、今後の高砂市のまちづくりや人材育成について討論するシンポジウムが実施されます。

さらに、西回り航路・松右衛門ゆかりの資料が展示される「資料展示 in 旧工楽邸・高砂市立図書館」、高砂染の柄をもとにオリジナルのしおりを作って読書を楽しむ『本のしおりをつくろう！　with　高砂染「あいの会」』、ドローンのしくみやルールを学んでミニドローンを飛ばしてみよう！「ミニドローンそうじゅうたいけん会」、高砂における地域資源とはなにか？発見した地域資源を分類・整理することで活用方法を考える「高砂市立図書館名誉館長講座〈特別編〉」など、さまざまなイベントが実施されます。

日本遺産シンポジウム in 高砂　　※オリジナルグッズをプレゼント！

開催日：2019年11月10日（日）
時間：13：30～15：30
場所：高砂商工会議所　2階大会議室　地図
（高砂市高砂町北本町1104　山陽電車より徒歩約10分）
内容：日本遺産に認定された松右衛門ゆかりの都市の縁を結ぶ
シンポジウム構成：事例発表60分、討論60分
コーディネーター：吉田　文男（アトリエフォルム代表)
パネリスト：
・山本真也（元函館市教育長)
・山下　香（一級建築士事務所状況設計代表)
・大谷輝彦（姫路市教育委員会文化財課課長補佐)
モデレーター：村上裕道（高砂市立図書館名誉館長)
参加・申込み：入場無料・事前申し込み不要（定員60名）
駐車場：会場の混雑が予想されますので、民間の駐車場をご利用ください。
お問合せ：高砂市教育委員会　生涯学習課　電話079-443-9056
高砂市　公式サイト