【ナニコレ珍百景】に【場所は宮崎県日南市。杉林のミステリーサークル「林分密度試験地」】が登場！

2019年10月27日（日）18時30分～19時58分放送のテレビ朝日「ナニコレ珍百景」に、宮崎県日南市の空からビックリ!杉林のミステリーサークル「林分密度試験地」が登場するようですよ！

宮崎県日南市。杉林のミステリーサークル「林分密度試験地」（飫肥杉ミステリーサークル）

杉林のミステリーサークルがあるのは、宮崎県日南市の「林分密度試験地」（日南市北郷町郷之原）。管理するのは九州森林管理局。

林分密度試験林（ミステリーサークル）は、宮崎県南那珂地域で有名な飫肥スギの一般材としての効率的な生産方法を実証するために行われた試験林です。

飫肥スギは、造船用材として弁甲材という独特な木材を、苗木を疎植に植林する施業して生産していました。しかし、弁甲材の需要がへり、一般建築用材の需要がたかまってきたことから、弁甲材生産よりも密に植林する一般材生産へと移行してきました。そこで、疎植から密植への転換して、植栽密度の違いでの成長過程や材質の変化などを実証し、飫肥スギの効率的な施業体系を確立することを目的に実施された試験林です。

試験地の概要

場所：宮崎県日南市北郷町郷之原大荷田国有林140ぬ4林小班
面積：0．225ha＊2箇所＝0．45ha（円の直径は、69m）
設定方法：半径の異なる10個の同心円状の、円の中心から10度の放射線との交点に36本のスギを植栽し、ha当たりの密度が377本から10,027本となるように設定
このため、この森林を上空から見ると、同心円状に樹幹が広がっていて「ミステリーサークル」のように見えると話題になっています。
試験期間：昭和48年度～平成35年度（50年間）

九州森林管理局