西宮神社「おこしや祭り2019」西宮市

2019年6月14日(金)西宮市の西宮神社で「おこしや祭り」が開催されますよ!

「おこしや祭り」が2019年6月14日(金)西宮市の西宮神社で開催されます。

御輿屋祭(おこしやまつり)は、西宮神社の創建にからうまれた大切な祭。その昔、今の西宮鳴尾の漁師が沖で漁をしていたところ。網に御神像が掛かかり、魚ではなかったため海に流すと、今度は神戸の和田岬辺りで再び網に同じ御神像が掛りったそうです。そのことを恐れ多い事と思い、家に持ち帰りこれをお祀ると、ある晩に「西の方に良き地があるのでそこに移りたい」との託宣があり、村人一同でえびす様の御神像を御輿に乗せて出発することになりました。その道中、一休みされたえびす様が、居眠りをされてなかなか目を覚さなくなり、困った漁師が神様のお尻をひねってお起し、西へ進み、今の西宮神社の地に落着いたとされています。その一休みされた場所が、古くは四条辻といわれた所で、現在の札場筋と国道四十三号線の交差点脇で、その場所は「御輿屋跡地」とされ、六月十四日午後、本社よりえびす様をここに神輿でお遷しし御輿屋祭りを執り行い、 再び御本社へ御帰り戴き、当時の有様を再現する行事として執り行われています。なおこの行事は、元亀二年(1571年)には既に行われていたようで、同年にかかれた「西宮殿年中御神事」中に「五月十四日晩御戎四条辻御幸」とあります。

2019年6月14日(金)西宮市の西宮神社で「おこしや祭り」が開催

西宮市 西宮神社

西宮神社は、兵庫県西宮市にある神社です。福の神として崇敬され、日本におよそ3500社ある「えびす様」をまつる神社の総本社として知られています。江戸時代寛文三年(一六六三)に四代将軍家綱の寄進になる国宝の本殿は、三連春日造(さんれんかすがづくり)と云う珍しい構造で、昭和二十年の空襲により消失しましたが、昭和三十六年、桧皮葺から銅板葺に変わり、作られた当時とほぼ元通りに復興されています。本殿裏には兵庫県指定の天然記念物にも指定された常緑広葉樹林で、貴重な自然の生態系で生物の宝庫となっている「えびすの森」があり、えびすの杜とあわせ荘厳で神秘的な風景をつくりだしています。例年話題となる1月10日「十日えびす大祭」での参拝者が本殿までの230mを「走り参り」する「福男選び」(十日戎開門神事福男選び)、参拝者が凍ったマグロの頭や背中などに硬貨を貼り付け商売繁盛や金運などの願いを掛けをおこなう「招福マグロ」、有馬温泉の商売繁盛を願う「献湯式」などさまざまな神事がおこなわれ、地元兵庫では「西宮のえべっさん」と呼ばれ親しまれている神社です。

西宮神社「おこしや祭り2019」

  • 開催日:2019年6月14日(金)
  • 時間:14:00~
  • 場所:西宮神社
    (西宮市社家町1-17)
  • お問合せ:西宮神社
    TEL 0798-33-0321