【食彩の王国・特別編トマトSP】に【南イタリア「瓶詰めトマト」マンマのトマトソースレシピ】が登場!

2020年7月11日(土)9時30分~9時55分 放送の「食彩の王国・特別編トマトSP」の回に、南イタリア「瓶詰めトマト」マンマのトマトソースレシピが登場するみたいですよ!

選りすぐりの旬の食材をお届けするシリーズ「食材の旅、ふたたび」。今回の食材は旬のトマトを紹介。地中海の日差しを浴びて真っ赤に熟れたトマトが市場にならぶ夏のイタリア。食卓にトマトなしでは1日も成り立たないイタリアでは、ピザにパスタにサラダに様々な料理に使われる食材。かって「毒リンゴ」と呼ばれた植物がなぜ不可欠な食材に変わったのか、イタリアから世界に飛火した極上のトマト物語として紹介する。

今回紹介されるのは、2005年9月24日にイタリア1時間スペシャル第97回 『マンマがトマトソースをつくる日』として放送されたもの。

家族をつなぐイタリア・マンマのトマトソース。トマトがイタリア料理の味の決め手。本場の南イタリアでは一家総出で、夏の収穫期に真っ赤に熟れた完熟トマトを数百キロも収穫。1年中味うための「トマトの瓶詰め」を作る。よりすぐったトマトを大鍋で煮込み、一気に搾るだす。絞る出す時にマンマの知恵があるという。それは「トマトの旨みは皮目にある」。皮を何度もつぶし、濃厚な旨みを丁寧に取りだしますのだ。グルタミン酸を豊富に含むトマトが、最強の旨み調味料。イタリアでは各家庭ごとに「瓶詰めトマト」に、牛豚・玉ネギ・ニンニクなどを加えて煮込む家庭後との秘伝のトマトソースがある・そしてそのソースのレシピはマンマの味は母から娘へと大切に受け継がれる。

放送時プレセンツァーノに行ってみたい方、興味のある方へ紹介された本:「南イタリア スローフードな食卓より」東京書籍 アドリア-ナ・ヴァッローネ(文・写真)
また、当時、番組ではトマトが伝来する以前のイタリア料理を、ナポリの中世料理研究家に再現してもらっている。ホームページは下記。※田だし全てイタリア語。
中世料理研究家 ジェンナーロ・カパルコさん:http://www.araldo.net/

テレビ朝日「食彩の王国」番組データ

最近の食は「スローフード」という言葉に感じる、体に「優しい・安全」という「自然食」がブームで、「産直」ばかりにスポットがあり、職人手作りの「特選の味」が求められている。「食彩の王国」では、「食」に関する今の社会に生きる人の志向や、はやりムーブメントを、食べるもの「食材」という視点からスポットをあてている。「鯛」「松茸」「里芋」「小豆」といった、日本人に馴染みの深い食材をとおして感じるのは「時間」。ひとつの食材に秘められた人類と食に関わる文化の歴史。あるいは、ひとつの食材が生み出されるための手間とヒマ。そして、食べる側が、ひとつの食材を手に入れる(つまりは出会う)ための喜びの総体。「食彩の王国」では、そうした「食材」の中に流れる時間を語り映像化にして、食材に流れる時間をひもとくのがテーマとなった番組。

テレビ朝日「食彩の王国」毎週土 9時30分~9時55分 放送

2020年7月11日(土)9時30分~9時55分 放送のテレビ朝日「食彩の王国・特別編トマトSP」内容は、イタリアの家庭料理の原点はトマト「各家庭で代々受け継がれる一家総出のトマトソース作り」が登場します。映像では、涼味満点のトマト!和食の鉄人・道場六三郎氏が明かす母との思い出のトマト、老舗フレンチ総料理長が修業時代に命を繋いだトマトの味、トマトソース作りを通した家族の絆など、トマトがつなぐ物語です。