【住人十色】2019年1月19日(土)放送内容は東京都文京区【三重苦をスマートに克服! 建坪10坪の狭小ハウス】が登場!場所は?

番組データ

1月19日放送

三重苦をスマートに克服!
建坪10坪の狭小ハウス

舞台は東京都文京区。3つの大きな困難を克服し快適に暮らす家を紹介する。
建築家である住人(アルジ)は、子育ての環境や交通の便を考え、2年前に都内のマンションから文京区に引っ越し。しかし限られた予算で手に入れたのは、私道の一番奥で三方を囲まれ光が入りにくい「住宅密集地」で、使いづらい「変形地」、さらに建坪わずか10坪の「狭小地」と“三重苦”の土地だった。
1階は建築事務所。2階が住居になっており、外階段を上って扉を開けるといきなりリビングが。スペースを有効に使うため、玄関は省略したのだという。
リビングは吹き抜けにしたことで開放的な空間に。さらに南側は私道で今後建物が建たないことから、全面ガラス張りにして明るさを確保した。またひさしに鏡板の板を貼り、野外の緑を反射させて室内でも緑を感じられるようにしている。
変形した土地で困るのが家具の配置。そこで作りつけのソファを壁に沿った形にして、いびつな空間を無駄なく活用した。ソファの下は収納になっているほか、変形すれば客用ベッドに。布は外して洗濯できるなど工夫を凝らしている。
キッチンは、狭い空間になんとか収めるためIH用換気扇は埋め込み式にし、吊り棚を階段の上に設置した。さまざまな制約の中でキッチンを取り付けた結果、水回りの水栓だけが流しの外にはみ出してしまったとか。
3階に上がってすぐの場所には、なんと洗面台が。踊り場でむき出しになった洗面台の周りには、銭湯の床などに敷いてある速乾性があってカビにくい「サイザル麻」を壁に貼りつけ、濡れても大丈夫なようにしている。
また、同じフロアにある寝室は枕1つ分ほど外に飛び出している。実は出窓は50cm以内なら延床面積に含まれないため、出窓部分も利用してなんとかベッドを収めたのだという。
“三重苦”を克服し、広さ、明るさ、快適さを手に入れた技の数々を紹介する。

MBS『住人十色』

 

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