【住人十色】に場所は沖縄県【沖縄の暑さと湿気に負けない!木造屋根のコンクリートブロックハウス・亀崎義仁さん家族の家】が登場紹介!設計事務所カメアトリエ

2023年6月10日(土) 17時00分~17時30分 のMBSテレビ「住人十色(じゅにんといろ)」放送内容に、「沖縄の暑さと湿気に負けない!木造屋根のコンクリートブロックハウス」が登場しますよ!

紹介されたのは、亀崎義仁さん家族の家

亀崎義仁さんの設計事務所のホームページ カメアトリエ 公式サイト:https://www.cameatelier.com/

家の建築システム トラストブロックのホームページhttps://cameatelier.wixsite.com/trusstblock

MBSテレビ「住人十色(じゅにんといろ)」番組データ

MBSテレビ「住人十色(じゅにんといろ)」家のかずだけある家族のカタチ 毎週土曜日 午後5時放送 出演 松尾貴史 三船美佳

2023年(土) 17時00分~17時30分 のMBSテレビ「住人十色(じゅにんといろ)」放送内容に、「沖縄の暑さと湿気に負けない!木造屋根のコンクリートブロックハウス」が紹介されます。
「沖縄の暑さと湿度に負けない暮らしがしたい」本島南端の糸満市で夏でもエアコンいらず⁉
水を弾く防水ブロックで台風に強く、費用も安く
木造の屋根は奈良の職人に依頼

舞台は、沖縄本島の最南端に位置する糸満市。沖縄の夏でもエアコンいらずで過ごせる、熱を溜め込まない木造屋根とコンクリートブロックの家を紹介する。
住人(アルジ)は夫婦ともに建築家で、6歳から11歳の3人の息子がいる5人家族。4年前、糸満市にある小高い山の上に家を建てた。
台風対策のため、実に一戸建て住宅の約9割がコンクリート造だという沖縄。住人(アルジ)の家もコンクリート造の平屋なのだが、一般的に使われる鉄筋コンクリートではなくコンクリートブロックを使用している。水を弾く機能がある防水ブロックという素材なので、普通のブロックとは違って水が染み込む心配がなく、台風に強いうえに鉄筋コンクリートよりも費用が安く済むのだという。
室内は、コンクリートの外観とは打って変わって、木のぬくもりにあふれている。メインスペースのリビングダイニングは天井が高く、広々としていて通り抜ける風が心地いい。壁は外側と同じコンクリートブロックで、屋根だけは木造になっている。沖縄ではほとんどが屋根もコンクリートなのだが、そうしなかったのにはある理由が…。
結婚後、糸満市内のアパートで暮らしていた一家。住んでいたのは、強烈な日差しが突き刺さる西向きの最上階だった。沖縄はとにかく蒸し暑いうえに、台風対策でどの家も屋根までコンクリート造。屋根がどんどん熱を溜め込んで蒸し風呂のような状態になり、最上階の部屋は暑さでガラスがひび割れたこともあったほど過酷な環境だった。その解決策として住人(アルジ)が考えたのが、木造の屋根の家。さらに台風対策として、三角形で支えるため強度が高く体育館などの大空間でも使われている「トラス構造」を採用した。沖縄には材料となる木材や職人が少なかったため、奈良で職人に吉野ヒノキを組み上げてもらい、はるばる沖縄までこの形のまま運搬してもらったそう。トラス構造によって柱もないので、風を運んで熱気を逃してくれる高さ4メートルの天井と大開口も実現した。
家を建てる土地にもこだわり、高台で風が通る場所を選んだ。おかげで常に扇風機がついているような快適さで、エアコンも必要ないという。涼しい風を遮らないよう、収納は全て壁面に。湿気対策として、収納扉は一切なし。扉や引き出しがない分、コストも抑えられた。
キッチンのカウンターもコンクリートブロックにすることでコストダウン。しかもコンクリートブロックを使ったことで、コスト面以外にも良かったことがあったそうで…?
子ども部屋に設置した3人分が繋がったロフトベッドは、長さが6メートルもある。隣には夫婦の寝室があり、家の中で唯一エアコンが設置されている。夜は窓を開けられないため、真夏の暑い日だけは夫婦のベッドの隣に子どもたちの布団を敷き、家族全員でエアコンの下に大集合して寝ているのだそう。
暑さと湿気を解決するために行き着いたシンプルな形。このコンクリートブロックハウスは、すでに沖縄県内に10棟あり、徐々に数が増えてきているという。家といえば外側を重要視しがちではあるが、「やっぱり内面です」と夫は語る。
「沖縄の暑さと湿度に負けない暮らしがしたい」という夢のような願いを叶えた家を紹介する。

出演者:
MC:松尾貴史 三船美佳
訪問者(リポーター):宮地眞理子
ナビゲーター:海渡未来(MBSアナウンサー)
ナレーション:かわたそのこ

  • MBSテレビ『住人十色』公式サイト:https://www.mbs.jp/toiro/