神戸市「消防指令事務」を三田市と共同運用・スピーディーな出動が可能に 2027年度 共同指令センターの運用開始

神戸市「消防指令事務」を三田市と共同運用 2027年度 共同指令センターの運用開始

神戸市プレスリリース:https://kobe-note.jp/n/ne74ca15a1ecd

119番通報を受けて救急車・消防車の出動を指令することを「消防指令事務」といいますが、その消防指令事務を、神戸市と三田市が共同で運用することになりました。

共同運用でのメリット

スピーディーな出動が可能に

共同運用をするようになると、三田市の消防指令事務を神戸市が受託します。神戸市・三田市両方の119番通報を受信し、それぞれの消防署に配置されている消防車や救急車に出動指令をすることになります。共同化するのは「消防指令事務」のみで、現場への出動やその他の業務は、それぞれの消防がおこないます。

運用開始までのスケジュール

2022年12月
協議書の締結(★イマココ!)
消防指令事務 共同運用準備委員会の設置

2023年度
共同指令センターシステム構築仕様書の策定
運用および費用負担方法の調整

2024年度
システム調達

2025~2026年度
共同指令センターの構築(庁舎の工事や機械設置など)

2027年度
共同指令センターの運用開始

約5年かけて、新体制を構築していきます。

なお、隣接する他の自治体(芦屋市、西宮市、三木市、明石市、宝塚市、加古川市、稲美町、淡路広域消防事務組合)とは、「消防相互応援協定」を結んでいます。
ただ現段階では、消防指令事務の共同運用化の予定はありません。