千葉県南房総市・里山の自家製酵母パン【あぱん工房】芳賀敦子さんが【人生の楽園】に登場!場所は?
千葉県南房総市で里山の自家製酵母パン「あぱん工房」を営む芳賀敦子さん夫妻が、2019年3月2日土曜6時からのテレビ朝日「人生の楽園」に登場するそうです。
2019年3月2日弥生の壱
千葉・南房総市
~ 里山の自家製酵母パン ~次回は、千葉県南房総市が舞台。2016年に日曜日だけ営業するパン店『あぱん工房』を始めた芳賀敦子さん(58歳)が主人公です。
東京の両国で3人姉妹の末っ子として生まれた敦子さん。看護学校を卒業し都内の病院に勤務。22歳のとき8歳年上の裕さんと結婚。仕事を続けながら子育てをしていました。30代になると自然に囲まれた暮らしがしたいと房総半島に土地を見つけ東京から移住。4人目の子供が生まれ、子育て、家事に仕事と頑張っていました。
敦子さんに転機が訪れたのが50歳を越えた頃。看護師だから当たり前だと思っていた不規則な生活に疑問を感じ始め「もっと自然を感じながらゆったりと暮らしたい」と53歳で看護師を辞めました。その後は畑で野菜を育てたり仲間と味噌を作ったり、ハイキングを楽しむなど、のんびりとした生活を送っていました。
敦子さんの一番の趣味は20代から始めたパン作り。毎日の様にパンを焼き、時には友人たちにも分けていました。すると友人から「こんなに美味しいパンを作れるなら売ったら」との声が上がりパン店を始めることを決意。自宅横に工房を造り、2016年9月、56歳で週に1日だけ営業するパン店『あぱん工房』をオープンしました。
パンの販売は予約制です。ぶどう、甘酒、酒粕の自家製天然酵母を使い作っています。甘酒の天然酵母で作る『全粒粉入り食パン』はモチモチの食感。ぶどうの天然酵母で作る『オレンジピールパン』『アップルロールパン』『ベーコンパン』などは「噛めば噛むほど味わいがある」と人気です。注文の多い日は30個程作っています。
『あぱん工房』を始めて3年、営業日以外は竹細工教室に通いパンを入れる籠を作り、また友人たちとハイキングに出掛けるなど、南房総の暮らしを楽しんでいます。そんな敦子さんの日々の暮らしと支える家族の姿。そして、応援してくれる仲間たちとの交流を紹介します。
「あぱん工房」はどんな店
あぱん工房の粉(強力粉、薄力粉、全粒粉、小麦胚芽)は国産のものを使っています。
酵母は、甘酒酵母を中心に、酒粕酵母、ヨーグルト酵母、そして秋からは自家栽培
のぶどう(デラウェア)酵母を使っています。どれも、安定した良い酵母に育って
います。パン生地には、砂糖の代わりに、甘酒を使い、基本的に油脂は使いません。
ただし、フォカッチャ生地だけはオリーブ油を塗布しています。パンの中に入っているイモ類、トマトなどは、できるだけ無農薬の、自家栽培の
ものや地元産を使っています。ドライフルーツもできるだけオーガニックのものを使いたいと思っています。