2023年2月18日（土） 17時00分～17時30分 のMBSテレビ「住人十色（じゅにんといろ）」放送内容に、「Ｕターンで心機一転！うなぎの寝床に建てた寿司店兼住居」が登場しますよ！
建築事務所 木村松本建築設計事務所 https://kmrmtmt.com/
伍り寿し（ごりずし）
- 住所：福岡市西区姪浜6-2-29
- 営業時間：11:30〜13:00／18:00〜21:00
- 定休日：不定
- 電話：092-882-5788（3日前までに要予約）
- 公式インスタグラム：https://www.instagram.com/gorizushi/
MBSテレビ「住人十色（じゅにんといろ）」番組データ
2023年（土） 17時00分～17時30分 のMBSテレビ「住人十色（じゅにんといろ）」放送内容に、「Ｕターンで心機一転！うなぎの寝床に建てた寿司店兼住居」が紹介されます。
新居でカフェを開くつもり…が、思い立って寿司屋に変更⁉
間口が狭く、奥に長い家。お風呂も縦向きに設置
店舗スペースと住居スペースが一直線！目が届いて親も子も安心
舞台は、福岡県福岡市の姪浜。新鮮な海の幸が豊富で、市の中心部への利便性も良い人気のエリアに建つ、寿司店兼住居を紹介する。
住人（アルジ）は33歳と43歳の夫妻。10歳を筆頭に、3人の男の子がいる。夫婦ともに理学療法士として茨城県で暮らしていたが、新たな挑戦をするため夫の地元である福岡にUターン。昨年、新居を構えた。
ガルバリウム鋼板で覆われたスタイリッシュな外観の家は、大きな倉庫のようにも見える。そして壁のように見えていた部分は、巨大な玄関扉。そんな扉を開いて中に入ると、家の形は間口が狭く奥に長い、いわゆる“うなぎの寝床”。だが、木がむき出しで天井も高いため、開放感は抜群だ。そんなスペースにはなぜか木のカウンターがある。実は、住人（アルジ）が完成した新居で始めた“新たな挑戦”とは、“お寿司屋さん”だったのだ。
理学療法士の研修先で生徒と講師という関係で知り合い、10年前に結婚した住人（アルジ）夫婦。3人の子育てをしながら共働きをしていたが、過酷な現場は体力的に辛いだけでなく、努力しても思いが届かないという歯がゆさがあった。そんな環境に夫が限界を感じるようになった30歳の頃、母から「土地があるから戻っておいで」と言われ、地元福岡に帰ることを決意する。
当初は新居でカフェを開くつもりで建築を進めていたが、途中で思い立って、なんとお寿司屋さんに変更！ 夫は寿司職人になる学校に通い、修業を経て自宅に寿司店を開いた。
元々はカフェにする予定だった”うなぎの寝床”の寿司店兼住居は2階建てで、2階の半分は吹き抜けになっている。1階の店舗スペースにあるカウンターには、「スプルース」という肌目が綿密で加工性に優れた、神棚やピアノの鍵盤などに用いられる木材を使用。西側は一面、室内に光を取り込むための大きな窓になっている。
店舗の奥が厨房。そのさらに奥が住居スペースで、リビングと子どもたちのスペースがある。寿司店の営業中、3人の子どもはここで遊んだり、宿題や食事などをして過ごしている。妻が厨房にいてもすぐに様子が見られるので、子どもたちも親も安心できるという。
2階には、将来は子どもの勉強部屋などになるフリースペースが。さらに廊下には昔懐かしい学校のような大きな洗面台があり、蛇口も2つ。朝は準備で必ず混雑するので、複数でも使えるものを選んだのだそう。浴室は間口が狭く、奥に長い縦型の間取りになっていて、浴槽も縦向きに設置した。そんなお風呂にはひとつ、大きな問題があるそうで…。
3人の子どもがいるうえ、店のおしぼりなどもあり、毎日の洗濯は大変な量になる。そこで、なるべくスムーズに作業ができる洗濯動線を作った。洗濯後の洋服の収納には、インターネットで見つけた工業用ラックを利用。便利なので、店の食器棚や子どものランドセル置き場として、家のさまざまな場所でも活用している。
昨年オープンした寿司店は昼と夜、それぞれ1組限定の完全予約制。SNSで話題となり、連日予約が埋まる人気ぶりだそう。店には子どもが遊べる個室スペースもあり、子ども連れのお客さんでもゆっくり楽しめるようになっている。
Ｕターンで一念発起し、新たな仕事と家族の時間を手に入れた家を紹介する。
出演者：
MC：松尾貴史 三船美佳
訪問者(リポーター)：宮地眞理子
ナレーション：かわたそのこ
- MBSテレビ『住人十色』公式サイト：https://www.mbs.jp/toiro/
