【食彩の王国】に【場所は岩手県下閉伊郡田野畑村蝦夷森「田野畑山地酪農牛乳」吉塚公雄さん牛乳豆腐料理レシピ】が登場紹介!お取り寄せ・通販売・オンラインネットショップは?

「田野畑山地酪農牛乳」吉塚公雄さん

2023年7月1日(土)9時30分~9時55分 放送の「食彩の王国・第985回 田野畑山地酪農牛乳」の回に、岩手県下閉伊郡田野畑村蝦夷森にある「田野畑山地酪農牛乳」が登場するみたいですよ!今回の主役は、夏の暑さを乗り切る「牛乳」

「田野畑山地酪農牛乳 爽やかな香りの秘密」
岩手県・田野畑村にある吉塚農場では、牛が山地に放牧されています。
山地酪農とは、山間地の自然と牛を共生させて、健康な牛から牛乳をしぼる酪農法。その時期の旬の草花を自由に食べるため、山地酪農の牛乳はほのかに草の香りがします。
この地で山地酪農を営む吉塚公雄さんは、後を継いだ長男・公太郎さんと共に、牛たちの世話をしています。自家製の乳製品を担当するのは、四男の雄志さん。「白仙」という名のダブルクリームチーズは、牛の生ハムと相性ピッタリです。
この時期は牛の出産シーズン。この時期母牛の乳はタンパク質が特に豊富だそうです。その牛乳で作る家庭料理が、沸騰直前に酢を入れて煮詰めただけの牛乳豆腐。そして玄米と煮込んで塩で味付けした牛乳ご飯。
昔、おかずのない生活ではこれがご馳走でした。
「ロレオール田野畑」の伊藤勝康シェフは、東日本大震災の炊き出しをきっかけに三陸の食の豊かさに惹かれ、この地に店を構えました。そんなシェフも田野畑山地酪農牛乳のファン。サクラマスと新じゃがいもを山地酪農牛乳のバターでソテーし、牛乳で煮込んだクリームシチューは絶品です。

「山地酪農に賭ける家族の情熱物語」
吉塚さんは大学時代に山地酪農を知り、理想の酪農法だと衝撃を受け、教授の紹介で岩手県に入植しました。しかし、山林を手に入れたものの、イチから木を切り倒して牧草地にする開拓をしなければなりませんでした。当時の食事は、玄米にごま塩を振っただけ。その結果、栄養失調になる程打ち込んだそうです。
そんな折り、縁あって結婚した妻の登志子さん。明るく暮らしを支え、7人の子供を立派に育てました。
やがて10年以上かけて開墾し、牛3頭を飼い始めましたが暮らしは困窮。子供たちがお年玉をかき集めて生活の足しにするよう吉塚さんに渡したこともありました。そうして苦労の末、納得の行く牛乳を絞っても農協に出荷すれば他の牛乳と混じってしまう。これではダメだと吉塚さんは、自分たちで独自にブランド化して山地酪農牛乳を広めようと、大学の先輩で山地酪農仲間の熊谷隆幸さんと共同でブランドを立ち上げ、徐々に「田野畑山地酪農牛乳」を広めていきました。今では道の駅でも大人気に!通販も評判です。
四男・雄志さんが作る白仙(山地ダブルクリーム)はワールドチーズアワーズでシルバー賞にも輝きました。

自然の風土が作り上げたそのままの牛乳の味わい「田野畑山地酪農牛乳」

住所:〒028-8401 岩手県下閉伊郡田野畑村蝦夷森161-3
TEL:0194-34-2725
公式サイト:https://yamachi.jp/products/

テレビ朝日「食彩の王国」番組データ

最近の食は「スローフード」という言葉に感じる、体に「優しい・安全」という「自然食」がブームで、「産直」ばかりにスポットがあり、職人手作りの「特選の味」が求められている。「食彩の王国」では、「食」に関する今の社会に生きる人の志向や、はやりムーブメントを、食べるもの「食材」という視点からスポットをあてている。「鯛」「松茸」「里芋」「小豆」といった、日本人に馴染みの深い食材をとおして感じるのは「時間」。ひとつの食材に秘められた人類と食に関わる文化の歴史。あるいは、ひとつの食材が生み出されるための手間とヒマ。そして、食べる側が、ひとつの食材を手に入れる(つまりは出会う)ための喜びの総体。「食彩の王国」では、そうした「食材」の中に流れる時間を語り映像化にして、食材に流れる時間をひもとくのがテーマとなった番組。

テレビ朝日「食彩の王国」毎週土 9時30分~9時55分 放送

2023年7月1日(土)9時30分~9時55分 放送のテレビ朝日「食彩の王国・第985回 田野畑山地酪農牛乳」内容は、「野性味あふれる山地酪農…さわやかに香るミルク〜岩手フレンチの技」が登場します。今回は野性味満点!山地酪農の絶品ミルクです。万能食材・ミルクの魅力とともに、岩手の山地酪農を独自に切り開いた「田野畑山地酪農牛乳」吉塚公雄さん家族の苦労物語…さらに、岩手フレンチ「ロレオール田野畑」の伊藤勝康シェフの新作料理レシピも必見です。

  • 語り:薬師丸ひろ子
  • 音楽:綺羅
  • テレビ朝日「食彩の王国」公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/syokusai/