【住人十色】2019年2月16日(土)放送内容は兵庫県神戸市【西村周治さん・神戸R不動産・有限会社Lusie・一級建築士・住みながらリノベの進化系 帰ってきたヤドカリ生活・築50年の家は和モダンな雰囲気に大変身!】が登場!場所は?

番組データ

次回2月16日放送

住みながらリノベの進化系
帰ってきたヤドカリ生活

舞台は兵庫県神戸市。買い手がつかない物件を購入しては住みながらリノベーションし、完成したら人に貸すという“ヤドカリ生活”をおくる住人(アルジ)を紹介する。
現在は垂水区で、妻と1歳の娘と暮らす住人(アルジ)。実は2年前にも番組で紹介し、当時の住居は六甲の元アトリエ兼ゲストハウスだった。2階に住みながら家をリノベーションし、不便がなくなったところで人に貸して自身は1階に引っ越し。そしてまた1階をリノベーションしながら住むというスタイルは、放送後反響を呼んだ。
結婚後、住人(アルジ)は購入した団地の一室をセルフリノベーションし、部屋を賃貸物件として貸し出し。その家賃を元手にして次の物件を購入して住みながらセルフリノベ、以降その生活を繰り返すようになった。借り手に喜んでもらったことがきっかけで”ヤドカリ生活”に目覚めたのだという。
現在の家があるのは、長い坂道を上った崖のような場所で、8年間も買い手がつかなかった物件。しかしリノベーション後、築50年の家は和モダンな雰囲気に大変身!2階の和室はリビングダイニングキッチンになり、昔ながらの土壁はザラザラ感を残してコンクリート風に塗装した。畳は木の床に変え、襖はインディゴブルーに張り替え。キッチンは、灘の酒蔵からもらってきた酒樽を活用し、ナチュラルなデザインに仕上げた。元は難物件であっても、実際に生活しながら不便な部分をリノベーションしていくため、借り手にも安心してもらえるのだという。
一方、2年前の取材時には購入したばかりで手つかずだった元診療所の物件。ここはリノベーションが完了した現在、シェアハウスにしていて、おしゃれな内装はインスタ映えすると入居者にも好評なのだとか。
そして、すでに次に家族で住む“ヤドカリ先”も購入済みだという。そこは、築80年で壊すにも費用が掛かり過ぎて買い手がつかなかったお屋敷。インパクトのある外観に、今回初めて物件を見た妻は思わず絶句する!?
「やらないと死んでしまうくらい」とリノベーションに夢中の住人(アルジ)。最近ではリノベーションに興味を持つ学生や外国人にも指導をしていて「みんなが古い家を直す動きになればよみがえる建物もいっぱいあるのでは」と話す。
住みながらリノベーションを繰り返し、家をよみがえらせては人に貸すユニークな“ヤドカリ生活”を紹介する。

MBS『住人十色』

西村 周治さん

1982年京都生まれ大阪育ち。一級建築士・宅地建物取引主任士。いくつかの設計事務所勤務を経て不動産仲介業を始めました。不動産仲介をベースに設計から施工まで、業種を超えて建築に関わる仕事を行ってます。

http://www.tsukuro.org/archives/people/%E8%A5%BF%E6%9D%91-%E5%91%A8%E6%B2%BB