神戸市立王子動物園ライオン「サクラ」が死亡 2022年(令和4年)12月29日(木曜日)

神戸市立王子動物園 ライオン「サクラ」が死亡しました

神戸市プレスリリース:https://www.city.kobe.lg.jp/a61721/094069848840.html

王子動物園のライオンのメス「サクラ」が2022年(令和4年)12月29日(木曜日)に老衰で死亡しました。満24歳でした。
12月22日(木曜日)頃から食欲不振となり、寝室内で療養し、投薬治療を継続していましたが、残念ながら12月29日の朝に死亡しているのを確認しました。2020年(令和2年)に死亡したオスの「ラオ」(23歳)と同じく大往生の生涯でした。
「サクラ」は国内でもトップクラスの長寿ライオンで、2年前に死亡したオスの「ラオ」との間に3頭の子を出産。また「ラオ」との仲睦まじい様子を見せるなど、これまで多くの皆様に親しまれました。改めて、お礼を申し上げますとともに、「サクラ」に感謝の気持ちを表します。
なお、2023年(令和5年)1月2日(月曜日)からしばらくの間、円形猛獣舎に献花台を設置いたします。

ライオン「サクラ」
生年月日:1998年5月26日(24歳)
性別:メス
出生地:アドベンチャーワールド
来園日:2000年11月15日
繁殖歴:2001年に「ラオ」(オス、1997年出生、2020年死亡(享年23歳))との間に3頭の子(オス1頭、メス2頭)を出産

参考情報
ライオンについて
アフリカ大陸のサハラ砂漠以南とインド北西部に分布し、主にサバンナや草原に生息する。群れ(プライド)で生活し、1日のほとんどを休息して過ごす。群れのメスが協力してレイヨウやシマウマなどの草食獣を狩る。寿命は約20年。生息域の減少とともに生息数は減少している。IUCNレッドリストによる分類は「危急(VU)」。

当園のライオンの飼育情報
現在の飼育頭数:0頭

国内のライオン飼育状況
48園館430頭(オス202頭、メス227頭、不明1頭)※2021年12月31日現在