兵庫県立人と自然の博物館・館外企画展【Where Culture Meets Nature ~日本文化を育んだ自然~】野口家住宅 花洛庵(京都市)

2019年8月30日(金)~9月16日(月・祝日)野口家住宅 花洛庵(京都市)で兵庫県立人と自然の博物館が館外企画展「Where Culture Meets Nature ~日本文化を育んだ自然~」が開催しますよ!

2019年ICOM京都大会や2020年オリンピック・パラリンピックの開催が契機となり、我が国の伝統文化や歴史的建造物(=レガシー)の活用への期待が高まっています。国内各地の自然史博物館が協力し、歴史的建造物がもつ空間の趣と自然史標本のもつ美しさを融合させ、日本の自然と文化の関わりを伝えるシリーズ展示「Where Culture Meets Nature」は、2016年に文部科学省生涯学習政策局(2018年度より文化庁)の委託事業「自然史レガシー継承・発信事業」の一部として始まりました。4回目となる今年は、ICOM開催期間中に京都市指定有形文化財・野口家住宅花洛庵にて開催します。今回は「JAPAN COLOR」をテーマに、色という切り口で日本の自然と文化の関わりを紐解きます。美しい日本産の生き物や岩石鉱物、色の名前になった動植物、岩絵の具と筆、植物染色の布等を展示いたします。関連セミナーも多数実施します。本企画展は、文化庁委託事業「博物館ネットワークによる未来へのレガシー継承・発信事業」の一部として実施いたします。

展示コンセプトと構成・主な展示物

「日本の”色”」動物・植物・鉱物 日本の自然がみせる色を紹介します。

<主な展示物>
日本産チョウ、日本産鉱物、丹波竜10分の1模型、戦国武将着用の伝承がある陣羽織、オオセンチコガネの色変異、日本産タナゴ類の水槽展示、キノコ染め、カモシカ剥製等

「色を表現する」日本人が自然をどう表現してきたのか、日本画の材料と植物染色を中心に紹介します。
<主な展示物>
岩絵の具48種類、日本画の絵筆と素材の動物剥製、貝千種初版本と美麗な貝類、絞り模様の振袖、植物染色布、タンチョウ剥製等

  • 展示タイトル:JAPAN COLOR
  • シリーズ名称:Where Culture Meets Nature ~日本文化を育んだ自然~
  • 展示期間:2019年8月30日(金)~9月16日(月・祝日)
  • 会場:野口家住宅 花洛庵(京都市中京区藤本町544)地図
  • 開館時間:11時00分~19時00分(入場は18時30分まで。最終日は16時閉場、入場は15時30分まで。)
  • 入場料:500円(高校生以下無料)
  • 主催:自然史レガシー継承・発信実行委員会(実行委員会構成館:北海道博物館、栃木県立博物館、国立科学博物館、三重県総合博物館、琵琶湖博物館、伊丹市昆虫館、大阪市立自然史博物館、きしわだ自然資料館、橿原市昆虫館、北九州市立自然史・歴史博物館、事務局:兵庫県立人と自然の博物館、計11館)、兵庫県教育委員会、兵庫県立大学自然・環境科学研究所
  • 協力:信州大学自然科学館、米子水鳥公園、お茶の水女子大学、兵庫県立御影高等学校、愛媛県立宇和島水産高等学校、大阪大学大学院工学部(齋藤彰 准教授)、法然院森のセンター、姫路科学館、輪島塗の稲忠、Mosslight-LED、漂着物学会
  • 特別協力:染司よしおか、tezomeya
  • 後援:京都府、京都市、京都市教育委員会、ICOM京都大会2019組織委員会、特定非営利活動法人西日本自然史系博物館ネットワーク、特定非営利活動法人大阪自然史センター
  • 兵庫県立人と自然の博物館